
とっても見応えがあっておもしろかったです。こういう重たそうなドレスが出てくる映画って大好きです。やっぱり女の愛憎劇っておもしろいんだなあ。豪華な昼ドラみたいでした。どこの国も大奥時代があったんですね。
ナタリー・ポートマンも安達祐実バリに演技が激しくて女優魂をすこぶる感じました。特に震えの演技がマグニチュード8くらいあって迫力がありました。逆にスカーレット・ヨハンソンがねちっこい演技をしているのをあまり観た事が無い。いっつも口を半開きにしてぼけーっとしているイメージです。心ここにあらず顔。でも好きです、手が似てるって言われた事があるからです。私の唯一の自慢、手がスカーレット・ヨハンソンに似ているということ。ちゃんと見た事ないからよく知らないけど。
それにしても、私が世界史の教科書で見たヘンリー八世はだれもが落書きだらけにしたくなるほど、顔がでかくて落書きするスペースがいっぱいあった変なおじさんだった記憶が。エリック・バナとの共通点なんて肩パッドの巨大さくらいではないのだろうか?映画だしそんなもんだろうけど。あんな色魔に兄弟姉妹をめちゃめちゃにされるなんて考えただけで恐ろしい。しかしうちの姉妹ではせいぜい王家のトイレ掃除くらいしかやらせてもらえまいなあ。王族のウンコならよい作物が育つだろうから持って帰って両親を喜ばせよう。ある意味「ぶーリン家」だぞ。
2010年8月26日 | movie |
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私は不覚にも、くらもちふさこさんの原作を読んだ事がないのですが、読まなきゃいかん!と思わされました。つらいときに開けると浄化されるような気がします。どうやらとても原作を大事にして、台詞も原作そのまんまの映画化だったらしいですね。
彼らのその後は一体どうなるのか気になるのですが、知ることはナンセンスな事なんだろうなと思います。まさしく「永遠に続かないものこそ輝いて、大切に思える」ということでした。
最近東京から田舎に帰って来たので、田舎の生活というものを肯定したい気持ちがとてもあるのですが、田舎に住んでいる人々を見て「どうして彼らはここに住んでいるんだろうな」とふいに思います。多くの人が「ここに生まれたからここに住んでいる」と答えるので、なるほどと思うだけなんですけど。そよちゃんも、この映画の舞台の人々も、そうやって暮らしている人たちです。どこにでも小さな暮らしがあって、住んでいる人たちがいる。それを優しく見守るような映画だと思いました。
2010年6月1日 | movie |
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女囚人といえば、木曜洋画劇場などで扱われる「女囚人コマンドー」などのB級ライトすけべ映画という印象ですが、ピアニストものが好きなヨーロッパはやはり違います。出尽くした感があったピアニスト関連映画、今度はどんなピアニストだ?と思ったら、ピアニストと女囚人をかけるとはすごい、センセーショナルでした。
ハリウッドとかなら、多分ここでピアノ教師をメリル・ストリープみたいな女優を使ってすんごい魅力的な人物に描く気配がするんですけど、質実剛健ドイツは、ピアノ教師がもう、超さびれたおばあさんっていうところがいいです。鉄のパンツはいてるような処女性を持った、真面目で融通がきかなくてなんか貧乏臭くて、とにかく近づきたくない感じのばあさんなんです。だからいいんだなあって観ていてどんどんばあさんが好きになっていくのです。
天才ピアニストのジェニーは、これまたすんごい顔は普通なんですけど、ピアノを弾いている時の輝きと美しさが、狂気を伴っていて、涙を出させます。観ている者に。生い立ちの悲惨さとかもすごい手伝ってるけど。
どうでもいいことですが、ドイツの人の名前をカタカナで書く時の不自然さといったらないです。「スヴェン・ビッピッピ」って難しすぎるでしょう。「モニカ・ブライブトロイ」とか。こっちが勝手に書いといて大きなお世話ですけど。そんでまた、暗いんです。映像がクラ〜イよヨーロッパは〜。
2010年5月15日 | movie |
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母とウキウキしながら観に行きました、が!母激怒、私もがっかりしすぎて、大討論して帰路に着きました。スクールカウンセラーである母は、「この映画は子どもに見せてはいけない」とまで言っていました。
理由は、すべて赤の女王への仕打ちにあります。なぜ彼女があんな風に歪んだ考えにいたってしまったのか、誰も彼女を助けようとはしないのです。彼女は劇中何度も自分自身の行ないについて「これでいいのかな?」と自問自答しています。そして、なんとなく理由が「頭が大きくて、醜いせい」というような結論に至ってやしませんか??反対に妹は美しくて、昔から両親にもかわいがられて、結局は自分では何も手を汚さず、闘わず、王位を得ます。この、異形のものに対する仕打ち。美しい物がすべてを奪って行くという構図。正直子どもに見せるものなのに驚きました。
私は、昔からディズニー映画の「善と悪」の取り扱いについて疑問でいっぱいでしたが、今回はあまりにも露骨です。ティム・バートンもディズニーに取り込まれたらこんな映画しか創れないのか?としょんぼりです。
宮崎駿のアニメは、最終的に善と悪がすべてぐちゃぐちゃになって、すべてを取り込んで行くような懐の深さを感じるから好きです。東洋的な考えなのかもしれないですけど。
散々この映画について討論した後、母が一言「フェミニズムの話だったのかなあ?それなら別にありなのかなあ?」とつぶやいていました。私は、人面バラとか、お茶会のくたびれた感じとかは好きでした。ただ、赤の女王が可哀相で可哀相で、たまりませんでした。
2010年4月26日 | movie |
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今でもゲイの方が皆カミングアウトできる社会ではなく、やはりまだまだデリケートゾーンの話題なのでありまして、ネット上の書き込み式映画評みたいなのを見たらどえらい騒ぎになっていました。この「MILK」という映画。それだけの議論を巻き起こせたら、なんだかそれだけで成功しているような気がします。いや、現にアカデミー賞取ってるから、成功も何も大成功なんですけど。
私は、ゲイの人々が登場する映画を観るといつも取り残されたようなさみし〜い気持ちになります。だって、ゲイの人たち同士の結びつきって半端なく固いからです。女はお呼びじゃないからです。さみしい、、、。
しかしもう、ちょっと政治で目立っちゃったら殺されちゃう世の中なんて本当に嫌です。ヒトラーは目立ち過ぎだけど。武器を捨てたガンジーはすごいんだなあ。ガンジーも殺されてしまった。オバマさんは誰にも殺されませんように。ブッシュはどちらかというと、、、、。
2010年4月19日 | movie |
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撮影中に他界した主演のヒース・レジャー、その彼の遺志を継ぐ為に出演したジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルという大スター達。
このドラマチックなニュースのために、別の話題性をもって迎えられたこの映画ですが、ストーリーもそれに負けないくらいおもしろかったです、ちゃんと。
子どもの臓器売買とか、人種差別とか、暴力警官とか、かなり刺激的でシニカルな話題を、まるでミュージカルかサーカスのように幻想的でカラフルな映像とともに魅せてくれました。
スーパーモデルのリリー・コールが、演技経験が浅いにも関わらずとても演技が上手かった。声がかなりハスキーで、演技に力強さを感じました。あの浮き世離れしたビジュアルと、演技力があれば、もう恐い者なしです。これからも応援したいと思いました。
ヒース・レジャーは、もうこれが最後の作品なんだと思うと、スクリーンで笑ったり怒ったりしている彼が、非常に神々しく観えました。
2010年2月8日 | movie |
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BSでやってたのを母親と観ました。母は意外にも、「だらだら系」の映画が好きだったらしく、この起承転結のわかりにく〜いぼよよ〜んとした映画をとても気に入っていました。しかも普段全くテレビを観ない母は、初めて観た「塚地武雅」をいたく気に入り、「かわいいわ〜、このコかわいいわ〜」を連発していました。なんだか私まで嬉しくなりました。
私はひとつ上の姉がいますが、間宮兄弟ばりに仲がいいです。一緒には暮らしていませんが、たまに会うと姉から離れません。だからとっても間宮兄弟の気持ちが分かります。一緒にいたら、遠慮もなくて、ず〜っと楽しい事しか起こらないのです。
間宮兄弟は、お互いに東京都に関するクイズを出し合ったりしていましたが、私達は昔よく「妖精の名前を当てるクイズ」という謎のゲームをしていました。この間それを姉にやろうと言ったら、姉は妖精の名前を全部忘れていました。ショックでした。ちなみに、松ボッックリの妖精は「キャデルコン」というのです。
2010年1月28日 | movie |
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ファンタジーだけど、色味がアースカラーでアダルトなこの映画。大人が見ると、いろいろいろいろ、思います。「スパイクジョーンズ、そうきたか」とか「音楽にだいぶ力をいれてるな」とか「CG全盛期に、着ぐるみをだしてきたところが新鮮」とか、、、。
原作と同様、多くをあまり語りません。「こども時代に憧れて、かつそのときの気持ちを忘れていない大人が創った、ちょっと切ない映画」という感じでした。そこがすごーく現れているのが、かいじゅうたちとマックスが、めんどくさい事全部ぬきで、遊びまくる所。あそこは見ていて本当に楽しそうだった。「みてみて、おれなんてこんなことできるんだぜ」って、相手の気持ちは関係なくて、自分の楽しい事、力をみせつけられることに全力を注ぐ、あれぞ子どものエネルギー。大きなかいじゅうたちは、他のファンタジー映画とは違い、全然万能じゃない、マックスの分身のようなもの。不安定で傷つきやすい。人間の子どもには、お母さんがいてくれてよかった、と思いました。
2010年1月27日 | movie |
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マーチングバンドにかける青春スポ根映画です。バンドの演奏シーンやパフォーマンスのシーン以外は眠たくてたまりませんでしたが、常にそのドラムの音が目を覚まさせてくれました。それぐらい、パフォーマンスシーンはよかったです。観終わった後、多分ほとんどのひとは机やお皿やコップを箸や手で叩いてみた事でしょう。間違いありません。ちなみに私はお鍋を菜箸で叩きましたが、あまりのひどさに泣きたくなりました。
アメリカには、生徒のほとんどが黒人の大学があるということを知りました。その大学では「白人はリズム感がないから」という理由でむしろけむたがられる、ということも。日本人にはそこらへんの感覚がないから不思議でした。
2010年1月18日 | movie |
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冒頭のシーン5秒で、「おもしろそ〜〜〜!!!」と思いました。そしてそのまま期待を裏切らず最後まで面白かったです。台詞がいちいち、ちょっと説教臭くて、そこがまたいいんです。内容はかなり昼ドラっぽいのですが、1930年代のアマルフィに集うセレブ達のファッションがかわいらしい。スカーレット・ヨハンソンのぼってりクチビル、ヘレン・ハントの鳥のような顔。それぞれに魅力でした。
「結婚は、窓のない部屋のようなもの。少しずつ少しずつ部屋が狭くなっていって、ある朝目覚めると身動きがとれない程狭くなっている。」という台詞が、すごーくこわかったです。結婚を夢見る人は観ない方がいいです。
2010年1月13日 | movie |
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